フォトショップで写真加工をするときに気をつけたいこと

デザイン

大手企業からデザインを依頼されると、「ロゴはこれ、色の品番、配置はこう」とか細かく指示があります。

以前、男性アイドルをキャラクターに起用している企業からポスター制作を請け負ったことがありました。

小さなデザイン会社にそんな仕事がくることは珍しいので、社内色めき立ちました。
「日焼けしたイメージとワイルドさで売っているので、写真を明るくしない、美肌加工しないこと」と指示がありました。

カラーバランスを変えた画像
カラーバランスを変えた画像

大型インクジェットプリンターでの出力でしたが、同じデータでも、室温や湿度によって印刷するたびに仕上がりが微妙に異なります。

ちょっとずつ色のトーンを変えたデータを作り、テスト印刷を繰り返します。そして何枚か印刷して一番希望に近い物を納品します。

テスト印刷で没になった印刷物が大量に出ました。

ミーハー
ミーハー

持って帰っていいですか?
別にファンじゃないけど綺麗だし〜
(部屋に貼ると絶対落ち着かない気がするけど)

カブ子
カブ子

持って帰るのはダメ。

おこらりた!
インターネットに画像をあげるなど絶対禁止、泣く子も黙るイケメン、貴重な写真は、ほとんど処分されました。モッタイナイ…。

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デジタル写真は、ほとんどフォトショップで加工をしてる

アイドル写真の扱いは厳しいですが、自分で撮影した写真は、フォトショップでレタッチします。顔色を明るくしたり、クマを消したり、髪色を修正したり、状況に応じてさまざまな加工をします。

ド素人だった私が、なぜ独学でフォトショップを使うようになったかというと、自撮り写真をちょっとでもかわいくしたい一心で覚えた!

今みたいにスマホアプリでちゃっちゃと出来なかったから、執念が学習意欲に火をつけた。

何枚も加工して、慣れてくると自然になじませるさじ加減が身についてきます。

スマホアプリだと微調整がうまくいかないことが多いです。「こうなるか!」って想定外の仕上がりになるけど、ヒマな時はいいおもちゃになります。

メイクは引き算

加工女性
加工前(左)・加工後(右)

なんとなくキレイだけど、メイクのせいかな?と思える程度に、ほうれいせん、エラ縮小、口角あげ、目の下のしわをちょっと消して、ノーズシャドウを足して、髪色を変えてみました。

目を大きく、鼻を高く、顔を小さく、足を長くとか、やろうと思えばなんでも可能。

でも商業写真でそれやると、加工されたほうは「私、そんな別人みたいにされるほど実物マズイの!?」って言いたくなりますよね。かえって失礼だな…と考えると思いっきりいじれません。

カブ子
カブ子

写真を加工しても、その人らしさを極力残し、やりすぎないのがポイント。

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実際の仕事とやりたい仕事のギャップ

現在の仕事では、人物写真を加工することはほとんどありません(芸能人の場合は、事務所から素材が支給される)。

加工するのはプロカメラマン撮影ではない商品写真、たとえば湯呑みの写真の背景を消したり、グラスに映り込んだ照明を消したり、地味な作業が多いです。
ひたすら工具の写真の切り抜きとか。

今デザイナーを目指してて、ファッション誌の編集のような華やかな仕事をしたいとか、明確な目的がある方は、就職する際に主なクライアントを確認してみると良いと思います。

わたしはこだわりがないので、振られた仕事を、その時のベストの力でこなして行くだけです。

デザインの仕事は一定のモチベーションを保たないと、長時間持続が難しくなるので、あこがれのあの広告に携わりたい!という夢を持つのはいいですね。

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