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目次
文字での依頼に、イラストや色をつけていく
イベント看板の制作依頼でお客様から指示される内容はとってもシンプル。
- 文字
- サイズ
- 仕様(スタンド式か吊り下げ式か)
紙にさらーっと文字が書かれただけのシンプルな依頼書がきます。カチッとした会だと黒文字だけで仕上げます。このタイプのデザインにかける時間は15分くらいですね(出力・カット・貼りは別途)。

イラストや写真の選び方
「女性と子供をテーマにしたイベントなのでかわいい感じで」とか指示が入った時は、花、草木をよく使います。季節感があると良いので、実写の花を使う時は、咲く時期も調べます。
デザイナーは「イラストレーター」というソフトを使っているけど、基本的に絵は描きません。フリー素材を使います。
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カンで作ったのに希望のイメージと一致するという偶然
子供の虐待に関するフォーラムの案内板の依頼がありました。テーマが重いので堅いデザインにするか、明るくするか検討しましたが、今回はやさしい感じでいくことになりました。
今まで秋のイベントにはもみじ等を使っていましたが、使いすぎて飽きたので気分を変えて、オレンジ色のマリーゴールドの花を入れました(品種によって咲く時期は6〜11月なので秋限定ではないですね)。
すると「テーマに合わせたカラーで作ってくれてありがとう」と、一発OKが出ました。なに?カラーとかあったの?
「子供の虐待防止活動のシンボルマークはオレンジリボン」と後で知りました。オレンジリボンに関して調べてなくて、ほんとに偶然でした。季節しか考えてなかった…。

サイト作成時に素材画像が提供されないときは自分で探す

他に、森のそばでセラピーサロンを営む方のサイトを作成した時、

森か〜…。
と思ってフリー素材の緑のもみじの写真を使ったら

このへんの木はもみじなのよ。時期によってはこの景色がいつも見られるよ。
と言われました。木の種類まで考えていませんでした。なんとなくイメージで選んだ光の写真が、セラピーの時に使っている言葉に合っているとも言われました。
カンだけでデザインしたものが気に入られたり、時間かけて作ったものが数分で没になったりします。提出してOKが出るまで予測不能です。
納品しても、お気に召したのか話を伺えないケースも多々あり(クライアントとの間に別の人が入っている場合など)あれでよかったのかな、と日々自問自答です。
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イラスト探しに悩んだ時のヒントのまとめ
- なんか寂しいなと思ったら季節感を出す
- クライアントに気に入られようとしない
- そのイベント(お店)に来てもらいたい人にちゃんと伝わるか
- お客様になったつもりで考える
- 細かい指示を期待しない
- 「私はこれがいい」と意見を押し付けない
- 他人から意見が出たら優先的に採用する
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