ずっと使っていたシャープの液晶テレビアクオスが、とうとう壊れました。
映りが悪くなるとか音が出なくなるとか、故障前は何か症状が出ると聞いていましたが、いきなり電源が入らなくなりました。
数ヶ月前からリモコンで電源を入れて画面が表示されるまで、5〜10秒かかってたので、あれが故障の予兆だったのかもしれません。
いつのものように、しばらく待てば画面が表示されるだろうと思ってたら数分待っても真っ黒のまま、下のランプがついたり消えたりしていました。

普段はリモコンで操作しますが、テレビ本体の主電源を切ったり、コンセントを抜いて入れ直したりしましたが、まったく電源が入りません。
5年保証をつけていたけど、ほぼ10年経っているので、修理に出すと費用がバカ高くなるはず。
思い切って捨てます!
テレビの処分にかかる費用
テレビは粗大ゴミに出せないので、リサイクル料金がかかります。令和6年4月1日から、有機ELテレビも家電リサイクル法の対象に追加されました。
市町村のゴミ収集の項目を見ると「過去に購入した販売店に引き取りを依頼してください」となっており、販売店が不明な場合は家電リサイクル指定引取場所へ持ち込むこともできます。
リサイクル料金の目安(税込)はテレビ16型以上で2,970円ですが、持ち込み場所が遠く、自分で運ぶには重すぎます。
家電量販店で購入時に壊れたテレビの引き取りも頼むと、収集運搬費用込みで5,170円、引き取りのみだと10,170円でした(シャープの場合)。
Amazonや楽天のほうが販売価格が安くても、回収費用を考えたら、家電量販店でセールをやってる時を狙って買うほうがお得でした。
テレビが壊れていない場合は下取りも利用できるみたいですが、完全に壊れたので今回はナシ。
液晶テレビのレグザ32V35N
今まで使っていたのは2014年型のSHARP製アクオス32型テレビで総重量8.8kg。

2025年製のレグザ32型(32V35N)は4.5kg。
REGZAは脚がついているので、テレビ台の掃除がしやすそうです。
シャープの現行モデルも脚がついているタイプなので、流行が変わったのでしょうか。
周囲1.5cm程度のフレームがない分、同じインチ数でも気持ち画面が広くなった感じがします。
同じ液晶でも10年で重さが約半分になり、厚さもだいぶスリムになりました。


曜日を指定して宅配で受け取り、その場で古いテレビの回収も無事終わりました。
設置も簡単で、液晶画面の下に脚をつけてネジをしめ、台に乗せてコンセントにさすだけです。
本体の大きさに対して、頼りないくらいの小さい脚ですが、安定はしています。
地震での転倒に備えて耐震マット(震度7対応)も購入しました。

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家にインターネット回線があればYoutubeも観れる
10年前のテレビはまだWi-Fi機能がなく、別売りの「Amazon Fire TV Stick」を接続して、YoutubeやAmazonプライムを観ていました。
1回買えばずっと使えるので、コスパ的には良かったのですが、最近のテレビはFire TV Stickすら不要。
もちろんネット非対応のテレビもまだ売っているので、費用を抑えたい方、すでにFire TV Stickを持っている人は非対応タイプを買うのも良いと思います。
レグザの操作で困ったこと
声でYoutubeの動画の検索ができない
Fire TV Stickのリモコンがアレクサ対応で、見たい映画がある時は音声で検索することができましたが、レグザは音声検索は非対応でした。
テレビでYoutubeの画面が表示された時、画面の左上に検索窓がありますが、古き良きファミコンのセーブパスワードを彷彿とさせる「あいうえお表」を使って文字打たなければいけません。めんどくさい。
iPadでYoutubeアプリの「youtube on tv」の機能を使えば、iPadがYoutubeのリモコン代わりに使えます。
同じWi-Fiネットワークに接続していれば特に難しい設定をすることなく簡単に接続できます。
音声検索はできないけど、これはこれで便利かも。
紙の説明書がわかりにくすぎ
説明書はあるけれど、プラグの位置や設置方法がメインで、機能や操作の説明はほとんどありません。SHARPの説明書は雑誌並の厚さがあるのに対し、レグザの説明書はペラペラです。

SHARPリモコンとREGZAリモコンの比較

説明書が薄いかわりに、テレビに向けてリモコンの「設定」ボタンを押すと「初期設定・機能操作ガイド」という項目が出てくるので、説明書も画面で見れる仕様になっています。
「あちこち押してたら、なんか出来た!」の経験がない人や、基本的な機能だけ使いたい人にとって、紙の説明書がないのは不親切かもしれません。
リモコンのボタンのスキマがない

左がシャープ、右がレグザです。
一番使うのは数字のチャンネルボタンですが、右はギュッとスキマなく配置されています。
ボタンを見ないで操作しがちな私は、押し間違いが頻発しています。
音量、線局ボタンも色分けされている方がパッと見てわかりやすいです。
買う時、リモコンまでは考えていませんでした。

シャープのリモコンは、下のカバーを開くと小さなボタンがたくさん出てきます。
ボタンが小さくて押しにくかったという難点はあったけど、それぞれのボタンが独立している仕様は良かったと思います。
オフタイマー機能はどこにあるのか?
SHARPのリモコンには「オフタイマー」ボタンがあるが、レグザはオフタイマーのボタンがありません。
機能的にないのかと思ったら、いろいろ触ってたら偶然「サブメニュー」ボタンからタイマー機能を見つけました。
困った時は「設定」「サブメニュー」あたりを適当に押してみると良いということがわかりました。
普通に地上波を見たい時は、「戻る」「終了」を押すと設定画面は消せます。
SHARPだと、眠い時にオフタイマー設定がボタン1回で完了なのに対し、レグザだと、サブメニュー→タイマー機能→オフタイマー→時間設定、を選択していくのでちょっと面倒かな。

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動画配信サービス視聴用のボタンがある
プライムビデオ、ネットフリックス、ABEMA、Youtube、TVer、WOWOW、U-NEXT、hulu、Disney+、DAZN、NHK+、MyChoice(その他のアプリを自分で追加)、計12個のボタンがあるけど、実際こんなにいらん気がします。
メインで観るのはせいぜい2〜3個。
前のテレビは10年使っていたけど、10年後これらのサービスどうなってるのかな?
外付HDDを接続して録画機能を使う
前SHARPのテレビに接続していたHDDは初期化したので、過去に録画していたものも全部消えました。
推しタレントを登録するとおすすめ番組を見つけてくれるとか、便利な機能があるみたいだけど、特に目的もなく惰性で流しっぱなしにしてます。
20年前にそんな機能があったら、もっと楽しめたのになぁ。
最近は地上波のテレビを見ない人も多いけど、動画配信やYoutubeもあるし、やはりテレビはあったほうが便利。
適度に気分転換や情報収集に活かしたいと思います。
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