迷惑電話、詐欺電話の被害にあわないために

「オレオレ詐欺？そんなの絶対ひっかからないよ」と思っていますが、警視庁HPによると令和元年（2019年）特殊詐欺の認知件数は16,836件でした。

認知件数なので、被害届を出していない人も含めると、もっといる可能性があり、オレオレ詐欺以外にもいろんな詐欺があります。

• 架空請求詐欺
• 融資保証金詐欺
• ギャンブル必勝法情報提供名目
• 還付金等搾取
• 異性との交際あっせん名目

詐欺師は、社会情勢や流行に敏感です。
新型コロナウイルスを殺菌する除菌浄水器詐欺も発生しました。

ウイルスを殺菌する水があったら一般家庭にセールス電話かけてこないだろ…と思いますが、信じてしまう人がいるのかもしれません。

固定電話が必要な人を狙うオレオレ詐欺

スマホにオレオレ詐欺の電話がかかってくる、という話はきいたことありません。
ほとんど自宅の電話にかかってきます。

そうはいっても、固定電話は廃止にはならないでしょう。固定電話を持つ理由はさまざまです。

NTTの基本料金は過去の記事に書いています。

詐欺電話の被害にあうのは、見知らぬ人からの電話をゆっくり聞ける、わりと時間に余裕にある人です。

ほとんど家にいない人や、とにかく多忙な人は被害にあう可能性は低いでしょう。

詐欺電話の被害に合わない方法

思い切って電話番号を変える

光回線にするときに番号移行に費用がかかると聞いて、それをちょっとケチって家の電話番号を思い切って変えました。
すると迷惑電話はかかってこなくなりました。
自営業で使っていて急に電話番号が変わると困る方にはおすすめできませんが、一般家庭なら電話番号を変えるのが手っ取り早いです。

家にいても留守電設定にしておく

相手の声をきいてから電話に出る。

詐欺師は留守電にメッセージを残しません。
よくかけてくる人には「声きいてから出るね」と前もって教えておきましょう。

スピーカーホン（ハンズフリー）で出る

受話器を耳にあてると、相手の声が近くから聞こえます。
耳元から聞こえる声は感情に訴えやすいという実験結果があり、相手の話を無視できない感じがします。

「急いで」
「今だけ」

と言って、判断力を鈍らせる詐欺師の手口＋耳元効果でうっかり信じてしまうようです。

受話器から直接ではなく、ハンズフリーだと、落ち着いて話を聞くことができます。
（ハンズフリー＝スピーカーホン通話）

って、なんかテレビで言っていました。

私は「ながら作業」が多いので、お茶とおやつの準備をしながらハンズフリーで電話に出て、テレビを見ながら話をきいていたりします（←集中してない）。

ナンバーディスプレイの契約をする

表示された電話番号を見て、すぐネットで検索するとその番号が「迷惑電話」なら簡単に情報がヒットします。

うっかり出てしまった場合は、その番号は次から着信拒否です。

我が家は非通知番号からは着信音がならないように設定しています。

私がスマホを無くして公衆電話からかける場合に備えて、非通知番号は拒否でも公衆電話からは着信OKにしています。

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昔の電話から買い換えるタイミング

昔の電話ってなかなか壊れませんから、親戚は結構最近までダイヤルの黒電話を使っていました。

プッシュタイプでも、留守電がないタイプの電話機が今でも売っていますが番号表示と留守電は必須です。

親戚は、迷惑電話がかかってくると「孫にきかんとわかりましぇん」で対策してました。
怪しい人とは話をしないことが一番です。

古い電話を使い続けている人は、タイミングを見て新しい電話機を検討してみてはいかがでしょうか。