立体的な物をオーダーする時、された時、口頭で言われてもサイズ感がピンとこないのでイメージ図を描いて、と言われることがよくあります。
テーブルのサイズ1.3m×80cm、高さ30cmのテーブルの絵を描いてみましょう。バージョンはIllustratorCCです。
![テーブルのサイズ決め](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/00.png)
はじめに、天板と脚の平面部分の長方形を描きます。
遠近グリッドを定義
表示>遠近グリッド>グリッドを定義を選択し、
初期設定を変更します。
- 二点遠近法
- ピクセルだとサイズ感がわからないので
単位をセンチメートルにしておく - 相対比 1:10(10分の1スケールだと計算しやすい)
- グリッドの間隔 10cm
![遠近グリッドを定義](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/02grid.png)
はいドーン。遠近グリッドでました。
![遠近グリッド](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/03grid.png)
![カブ子](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/03/kabuko1.jpg)
遠近グリッドを出すショートカットは
shift +コマンド+iだよ。
消す時も同じだよ。
テーブルの天板を描く
遠近図形選択ツールにして、底の面(緑の面)をクリック。
![遠近図形選択ツールの底の面](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/04green.jpg)
![天板を変形させる](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/01.png)
遠近感のある長方形になります。
![テーブル](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/02.png)
これだと板が床に置かれた状態なので、遠近感を保ったまま上にコピーします。
図形を選択し、altと5を押しながら上にス〜ッとドラッグして30の目盛りのところで手を離すとコピーになります。30は床からの距離(テーブルの脚の長さ)です。
指が短い人はちょっと左手がつらい。
![テーブル](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/03.png)
![テーブル](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/04.png)
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テーブルの天板に厚みをもたせる
これから板を厚くします。
遠近図形選択ツールを解除して、下に130×8の細長い長方形を描いたとき、ずいぶん大きな感じがしますが、
遠近図形選択ツール(shift+V)にして、青の面をクリックして、図面内にス〜ッとドラッグすると、シュッと小さくなります。
![遠近図形選択ツールの左の面](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2019/04/09blue.png)
![板の厚みを出す](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/05.png)
![板の厚み](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/06.png)
同様に、80×8の長方形を描き、shift+Vして、オレンジの面をクリックして、右の側面に、ス〜ッとドラッグします。
![板の厚み](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/07.png)
テーブルの脚を描く
続いて、脚をつけていきます。
遠近図形選択ツール(shift+V)にして青の面をクリックし、ス〜ッとドラッグします。
![テーブルの脚](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/08.png)
![テーブルの脚](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/09.png)
遠近図形選択ツール(shift+V)にしてオレンジの面をクリックし、ス〜ッとドラッグします。
![テーブルの脚](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/10.png)
![テーブルの脚](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/11.png)
![テーブルの脚](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/12.png)
![テーブルの脚](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/13.png)
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テーブルの脚の裏面を描く
奥の脚の裏面を作成します。
すでに遠近感を出した手前の脚をコピーします。
遠近図形選択ツール(shift+V)にして、青の面をクリックして、alt+5を押しながらドラッグしてコピーします。
![テーブルの脚](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/14.png)
![テーブルの脚](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/15.png)
同様にして、右のほうの脚の裏面も、オレンジの面にコピーします。
![テーブルの脚](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/16.png)
和風テーブルの完成です。
![テーブル完成](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/17.png)
天板と脚の付け方がちょっと不自然なので、修正します。実際に売られている流行の家具と比べると忠実ではありませんが、今回は割愛します。
![テーブル](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/18.png)
テーブルの質感を木目調にする
ベージュのベタ塗りのテーブルは殺風景すぎるので、木目の画像を貼ってみます。
面ごとにクリッピングマスクで木目にしていきます。
![木目を準備](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/19.png)
木目の向きを回転させたり、影になる部分は暗めの木目にしたり、適宜調整してください。
![木目](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/20.png)
![テーブル完成](https://ipad25.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/21.png)
天板の厚さは適当に決めたけど、実際図にしてみると厚すぎました。かなりの激重テーブルです。
木材をたくさん使っているので、きっと高級品になるでしょう(!?)
オーダーする際は、厚み、大きさなど、プロの職人さんの意見を取り入れたほうがいいですね。
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/1bbf1dbe.413fbf3b.1bbf1dbf.fc7dee6d/?me_id=1299755&item_id=10005891&m=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fvariefurni%2Fcabinet%2Ftable%2Fzataku%2Fimgrc0078237859.jpg%3F_ex%3D80x80&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fvariefurni%2Fcabinet%2Ftable%2Fzataku%2Fimgrc0078237859.jpg%3F_ex%3D300x300&s=300x300&t=pict)
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