70歳を超えると、見た目は元気そうでも、関節や筋力の衰えが急激に進むことがあります。
1年ぶりに実家に帰ったら、親の老化が進んでいた、という話をききます。
大腿骨頸部骨折は、高確率で転んだ事が原因と言われています。
転倒→寝たきりのリスクを避けるために、生活環境の改善が必要です。
寝室は、和室に布団を敷くスタイルより、絶対ベッドがおすすめです。
歩ける高齢者でもベッドが必要な理由
畳の生活は一人暮らしの高齢者の体に大変な負担がかかります。
膝が悪いと、ゆっくりしゃがむ動作ができませんので、中腰の状態で高いところからドスン!と座ります。
座布団がずれてたら、尾てい骨強打です。

立つ時は、テーブルにつかまりますが、そもそも体重をかけてもよい構造ではないので、立ち上がるたびにテーブルがちょっとずつ動いたり、危険が伴います。
つかむ力も弱いので、1日に何度も繰り返すと、指や肘に痛みが出ます。
ダンベル運動やスクワット、ウオーキングを毎日続ける方は別ですが、高齢者が家でゴロゴロしていると、あっという間に筋力が落ちます。
朝起きたあとでも、腰が痛い、疲れた、とすぐ横になることは珍しくありません。

布団の上げ下ろしが苦になるので、万年床になりがちです。
足腰が痛いからといって、布団周りの手が届くところに日用品を置くと、踏んで壊したり怪我をする危険性も出てきます。
足の筋力がない人は、すり足で歩くのが特徴です。
スリッパにつまづくこともあるので、床には極力物を置かないことです。
ベッドを買う時、車やタクシーで、家具店に実物を見に行ける体力があれば良いですが、そうでない場合は、手っ取り早くネットで注文するとラクです。
電動ベッドという選択肢もありますが、自力で起きられる場合は電動ベッドはまだ不要です。
日常の小さな動作も運動になるのです。
すのこベッドのメリット・デメリット
急いでいたので、すぐ納品可能な、すのこベッドを購入しました。価格帯もよくわかっていなかったので安さで決めてしまいました。
すのこベッドの良い点
すのこベッドの残念だった点
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ベッドやマットレスのレビューやおすすめ商品
レビュー高評価でも「届いたばかりでまだ使っていません」みたいな人がいるので要注意です。
販売員にマットレスの購入について相談してみました。

固いお布団が好みの方は、固めがオススメです

参考にならな〜い…。
数ヶ月毎日寝てみないと本当の使用感はわかりません。
寝具(マットレス等)について詳しく書かれたサイトも読みました。
アフィリエイトの料率が高いものが結構出てきますので、レビューはあまりあてになりません。
すのこベッドの耐久性。フレームはゆがみます。
ベッドは何年持つか?コレもレビューはあてになりません。
7時間寝るだけの人と、しょっちゅう腰かけたり、物を置いたり、手をついたり体重をかけることが多い人では、耐久性に差が出てきます。
数ヶ月使っていると、お尻の部分(体重が一番かかる部分)だけ、すのこがへこんだような気がします。
フレームが2〜3年で少しずつゆがんできて、フレームとすのこにスキマができて、寝返りをうつとギシギシ音がするようになりました。
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すのこベッドのヘコミ、ギシギシ音対策
木がこすれるところに、厚く切ったフェルトをはさむことで音は軽減しました。
もし、へこんでいた時は、厚さ20cmくらいのマットレスを置けば、気になりません。
マットレスを工夫すれば長期間使えるはずです。
一箇所に体重を思いっきりかけたりすると、ヒビが入ったり割れたりするので、フレームにヒビが入っていないか定期的にチェックをした方が良いでしょう。
ベッドのマットレスをネットで注文して失敗した
ベッドにはマットレスが必要です。
うちは、ポケットコイルマットレスを買いました。沈み込まないし、底つき感もない点は良かったです。
体を点で支えるので腰痛に良く、寝た状態で体を動かすとポヨンポヨンし、寝返りがうちやすいと思ったのですが、筋力がない人は、ポヨンの勢いに乗れず、逆に寝返りしにくいということが判明。
1ヶ月ぐらいでポケットコイルマットレスを捨てることになりましたが、シングルサイズで25kgあり、ベッドから下ろすのも大変でした。
リサイクル業者に廃棄処分をお願いしたら捨てるだけで5000円くらいかかりました。
最終的にはすのこベッドの上に敷布団で落ち着きました。
マットレスをやめて結局ベッドに敷布団
スノコベッドには、かなりふかふかのお布団でないと、背中が痛いです。
厚みのある敷布団を買いましたが、腰かけたり、日中も時々横になったりしていたので、すぐへたりました。
敷布団を毎年買い換えるとしても、粗大ゴミを捨てるのも面倒(予約制で市に有料で回収してもらう)だし、経済的じゃないなと思って、ベッド本体の買い替えを検討しました。
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